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中町曳山車
 
▼ 概要   ▼ 標識   ▼ 王様・前人形   ▼ 車輪・彫刻   ▼ 木遣り
   
概要  
 曳山の創建は不明であるが、もとは板車の法楽山であった。再出来は天保15年(1844)である。 昭和2年の頃でも、わずか45戸という小さな町であったため、大改修は一度にできず、何年もかかって改修したという苦労話が残っている。

 昭和54年に解体修理に着手、山体の再塗装、鏡板および標識(だし)、前人形の新調など一挙に大改修を行った。解体修理と標識新調の請負は、井波の久村角之助。塗りは、井波の新敷晃仙(現代の名工)と志観寺瑞正の合作である。

 昭和52年9月、新湊市指定文化財に指定される。
 平成13年9月30日、10月1日には新湊市市制50周年記念事業として放生津の曳山13本、海老江の曳山3本による合同巡行が執り行われ、海老江の曳山の素晴らしさを県内外の方に知っていただくこととなった。