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中町曳山車
 
▼ 概要   ▼ 標識   ▼ 王様・前人形   ▼ 車輪・彫刻   ▼ 木遣り
   
車輪・彫刻  
 車輪は、黒漆塗りの板車で、副輪には「菊弁文」を彫り、「菊唐草文」の蝋型彫金を付けている。昭和31年、放生津立町より譲り受けたものである。長手も黒漆塗りで、先端に朱漆の「蕨(わらび)文」がほどこされている。近年の激しい曳き回しによる損傷はあるものの、自分の顔が鏡のように映り返るほどの艶がある。

 鏡板は「竜虎」で、井波の吉田信久の力作である。木目を活かした虎の縞模様に職人のこだわりがうかがえる。鏡板上部には「鳳凰」、両脇には「雲と竜」「竹と虎」がみられる。
 中高欄の欄間は、四面とも瑞花の「牡丹」で、絢爛たる極彩色の高肉彫りである。当町自慢の彫り物である。この四隅には金塗箔の丸彫り「唐獅子」の木鼻がある。

 中町の曳山には四季を司る神「四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)」をあらわした彫刻があり、町民の一年の招福除災の願いが込められている。